みなさんはどのようにして暗記をおこなっていますか?今回は少し特殊な暗記方法である『連想法』を紹介します。
暗記という言葉を最も身近に感じるのは、おそらく受験生ではないでしょうか。
受験生の多くは暗記に苦しんでいます。
「国語では古文漢文はほぼ全て暗記、英語では膨大な量の単語を暗記、数学ですら解法暗記、
理科の生物ではほぼ全て暗記で、物理も公式は覚えないといけない。」
定期テスト等でも結果を出したい人にとっては、
受験のみを見越した“長期記憶”だけの勝負ではなく、短期で成果を出しながら長期間対応できる実力をつけないといけません。
そこで、以前紹介した暗記方法「まくり法」があります。
「まくり法」は非常に優秀で、自分に適したものを選べば、
努力次第で成果は確約されたようなものです。
しかし、残念ながら「まくり法」が肌に合わないと感じる人も多いでしょう。
では、そういう方々はどのように暗記したらいいのかを説明します。
実は、「まくり法」よりも速く・長期期間記憶可能な方法があるのです。
連想法
することは単純で、覚えたいものを印象に残すという方法です。
まさに人間の記憶の本質を捉えたもので、『どう印象に残すか』によって、うまくできれば10年は覚えている事もあります。
余談ですが、共感覚をもつ人は、これを無意識でできるとよく言われています。
『人間の記憶の本質を捉えたもの』というのは?
まず、人間の記憶というものは、[ 印象深い・興味深いと思うものを、脳が保存しようとするシステム ]なのです。
例えば、『好きなアイドル・歌手』のお気に入りの歌 , 『毎日通る交差点』でおきた交通事故 , 自分の名前と同じ名前の条約 などを、我々はなかなか忘れられません。( 個人差アリ )
これが『人間の記憶の本質。』
先の具体例の要素要素を入れ替えたものが私の勧める「連想法」です。
具体的にやるべきことは?
- 暗記したいものを用意する
- 毎日見る者の中で、目立つもの(目につくもの)を用意する
- 付箋などで、先の目立つところに暗記したいものを貼る
この3ステップがとても大切です。
これを習慣化した私は、登下校中のあらゆる目立つところに付箋を貼って「連想法」で英単語や古文単語を覚えていました。
今考えると迷惑ですね…
良く付箋を外されたりしましたが、外されたら逆に「あれ…〇〇がないぞ…」と印象に残りやすかったので、
マイナスに捉える事はありませんでした。
結局は連想した回数
「まくり法」だろうが「連想法」だろうが、結局は何回取り組んだかが一番大事。
ただ、この方法が素晴らしいのは、
「まくり法」よりも取り組んだときのリターンが大きいことです。
いくら「連想法」が優秀だからと言って、サボったりすれば効果は薄くなります。
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